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公立小学校のアルマーニ標準服問題

とってもお久しぶりです。

まあ、ほとんど読者もいないので待ってる人は皆無に等しいのですが。

 

東京は銀座が校区の公立小学校で、標準服をアルマーニのものにすることが話題や問題になってます。

 

その感想です。

 

なぜアルマーニなのか?

校長先生はいろいろ説明に追われているようですが、

なぜアルマーニに決定したのかということについての、決定的な理由が示されていません。

「服育」について賛同をしたのがアルマーニだったという趣旨のお話ですが、公立の学校であれば、服育の話をしました上で入札にするのが、今の当たり前。

校長が面談したのかなんなのか知りませんが、随意契約も甚だしいところです。

校長以外にこのことを最初から知っていた関係者も皆無のようですし、

なにか校長とアルマーニとの間であったのではないかと勘ぐられても仕方ありません。

契約に至った合理的な説明が求められているのは間違いないでしょう

 

校長先生がバブルの申し子

おそらくの話なので、話半分に聞いていただければと思いますが、年代的に校長先生はバブルの頃に働き盛りを過ごしたとおもわれます。

バブルのころはDCブランド絶頂期で、アルマーニはその最先端で最高峰でした。

そんな時期を過ごした校長先生はアルマこそが銀座の象徴だと思ってしまっているのではないでしょうか。

校長先生の経歴でこの校区に赴任するのは校長になって初めてのようです。東京都の教職員としてなにか憧れのようなものがあったのかもしれません。

青春時代の思い出、銀座への憧れ、校長の権威、そんなものがいろいろ複雑に絡み合って、今回のアルマーニ標準服ができあがってしまったのではと思うのです。

 

いまでこそ多様な価値観が認められてきていますが、バブルの頃までは、画一的な価値でさまざまなことが押し切られてきました。

高級で高価なブランドの服が、価値が高くステイタスであるというのもその1つでした。でもいまはそうではありません。

値段が安くとも品質が高い、価値が高いものはいくらでもあります。

服育とかいうのであれば、ブランドであるからすばらしい、というアホな価値観ではなく、品質がいいことを理解して服を作ってもらうというのが本筋なのだとおもいます。

現に今回の標準服、アルマーニらしさはどこにも無いようにおもいます。ただ単にアルマーニが制服のようなものを作る仕事を受注しただけで、服育を考えて服を作ったようには思えないのです。

服育へのこだわりがあるのなら、服を作る上でのコメントもあるべきなのですが、校長のコメントには抽象的な意識高い系の話しか出てきません。

 

まとめ

校長とアルマーニとの癒着を指摘する声もあるようですが、正直わかりません。

あるのなら言語道断、即刻懲戒免職です。

私はあまりそういのがなさそうに思えまして、今回の事案は校長先生が銀座の学校の校長になったことで舞い上がり、勝手に使命を帯び、勇み足まくったのが原因ではないかと思ってます。

 

とはいえ、価格のこととかは公立小学校ではあり得ないことで、いくら銀座のボンボンが通っているとはいえ、いや、銀座のボンボンは私立に行くでしょうから、子どもを通わせているケチな起業家からしたらたまらんでしょう。

んー、こう書くと特に問題が無いように思えてしまうのが不思議です。

 

いやいや、一応公立小学校なんですから、親御が資産家だろうが成り金だろうが、お金の面ではちゃんとしときましょうよ。

いくら銀座でも私立じゃないので、思い上がりはよしましょう。

 

引き続きよろしくお願いします