M-1グランプリ 2016 銀シャリが優勝の件 いろいろレビュー
みなさんこんばんは。
M-1が終わってロンハーのM-2がやっておりますが、
青山アナの妙な雰囲気に耐えられません。
さて、M-1ですが、銀シャリが悲願の優勝みたいなことになりまして
ひとまずおめでとうございます。
ちょいとばかし振り返ってみたいと思います。
◆予選
登場順に振り返ってみましょう。
意見は個人の感想です(笑)
1.アキナ
トップのプレッシャーによく戦ったと思います。
上沼恵美子相談員審査員が話していたように、非常に良かったと思います。
トップでなかったらもっともっといい点がもらえていたと思う出来でした。
2.カミナリ
爆笑問題カーボーイで初めてその声を聴き、要注意だなと思っていました。
ネタの構成として、ネタフリが長かったかなと。
殴るのが身上なので、もっと早く出していけばなーとちょっと残念。
3.相席スタート
唯一の男女コンビでしたが、元から合コン的なネタが多く、お茶の間受けするかなと思っていました。その憂慮を野球中継というフォーマットに載せることでうまくやったなと
思っていたのですが、オチがド下ネタ(笑)
上沼相談員審査員(2回目)は評価されていましたが。
4.銀シャリ
ドレミの歌ネタでしたがよくまとまっていて面白かった。ボケが飛びすぎず、ちょうどいい感じ。鰻のキャラクターともマッチしていましたよ
5.スリムクラブ
これはやりすぎ感がありました。以前のM-1で出てきた時のインパクトを
なんとか持ってこようとしたのが失敗だったかなー
失笑がちょうどいい感じでしたなあ
6.ハライチ
去年のがちがち大失敗を教訓に、そうとう頑張ったと思います。
ネタの構成もよかったし、面白かった。
何に負けたのかなあと。
これまでの田中ひ弱キャラを封印するようなネタで意表を突きました。
何様という批判はさておき、すごく成長したって印象でした。
8.さらば青春の光
能ネタは以前からの持ちネタ。ただ、いろいろあったコンビなので
露出も少なく、それなりのインパクトはあったと思います。
2本目に何を持ってくるか気にはなりましたが、見なくてもまあいいかという。
9.和牛(敗者復活)
敗者復活は正直なところミキに出てほしかったなー。
和牛の敗者復活でのネタは、ちょっと今一つでした。
本選のネタは同じ男女ネタながらバカ男のネタで、巻き返した感ありでした。
決勝予選まとめ
決勝に残った3組は割と順当ではなかったかなと思いました。
入れ替わるとしたら、和牛の枠が、アキナ、もしくはさらばだったかもしれないですが、順番や勢いなど生のアレで微妙な差で決まってしまいましたね。
和牛ですが、以前にくらべて格段にうまくなっていたのは驚きました。
敗者復活でのゲス男ネタは女性票を逃すのではないかと思いましたが、それ以上に面白さが評価されたようです。
銀シャリは下馬評トップのプレッシャーに打ち勝った形でした。
とにかく一本目を乗り切ろうという迫力が伝わってきました。
スーパーマラドーナは相当腕を上げていました。
若手から中堅に脱皮したのがよくわかります。
あと二人のキャラを逆手に取ったネタもうまいと感じました。
そのほかのコンビもいずれ劣らぬレベルではあったんですが、差は運くらいです。
失敗したのはスリムクラブくらいですね
M-1に出てトップとらなくてもそこそこの地位は築いているので普段のネタをもってきたのかもしれませんが、劇場との温度差でつまづいたんでしょうか。
◆最終決戦
というわけで、スーパーマラドーナ、和牛、銀シャリの3組で最終決戦が行われることになりました。
銀シャリが優勝となるんですが、振り返ってみましょう
決勝3組の中では一番会場にはまっていましたね。
一時期のキングコングのような息のピッタリ具合でした。
東京ポッドで手数論が言及されたことがありました(ラリー遠田の手数論はパクリです)
スーパーマラドーナのネタは手数論を地で行く感じ。
本ネタのほかにサブネタをどんどんぶっこんでいく様子はさすがでした。
上沼恵美子さんが笑いをこらえているような表情だったのがちょっと「??」でしたが
2.和牛
一本目と同じパターンの男女ネタ。
過去にはパンクブーブーが同じパターンで優勝しましたが、今回の和牛は今一つ。
面白くなかったのではなく、同じ構成のネタをやるなら、一本目にかぶせるあざとい感じとかがあってもよかったんですよね。
まじめすぎたかも。
つか、和牛のネタは今回3本とも男女の恋愛ネタ。まだブレイクスルーできそうなので今後に期待したいです。
3.銀シャリ
さて、問題は銀シャリです。
お茶の間(古)的には一番笑えなかったのではないでしょうか。
ネタがちょっと無理ありましたよね。
鰻くんのボケがしんどいです。
別に国家プロジェクトでもないので、何があってもいいんですが
銀シャリ押しすぎたかもしれません(笑)
もちろん、ネタの構成とか、ボケ突っ込みのバランスとか
審査の要素はいろいろあるので、そこらへんは私にはわかりませんけど。
審査員のみなさんが悩んでいたのは、ひょっとしたらスーパーマラドーナと本命の銀シャリとのネタの差だったのかもしれません。
◆まとめ
銀シャリおめでとうございます。
としか。
みなさんからのコメント、ブックマークおまちしています(笑)
引き続きよろしくお願いします。
斎藤さんだぞ
M-1グランプリ2015完全版 漫才頂上決戦 5年分の笑撃~地獄からの生還…再び~ [DVD]
- 出版社/メーカー: よしもとアール・アンド・シー
- 発売日: 2016/12/02
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る