佐野研二郎 デザイン業界の闇
パクリだなんだと醜聞喧しい訳ですが、
サントリー以外は決定的証拠もなく、かといって状況証拠はどんどんでてくる状態でなんか追い詰められたようなことになっております。
当初から東京オリンピックには反対だったので、エンブレムが日本の恥とか言う前に
恥の上塗りでしかないと思っています。
ただ、今回の問題で浮かび上がってきたのは、デザイン業界で権威を誇っている人物が必ずしもデザインの技術が高いわけではないということです。
当の佐野さんは美大から博報堂に入り、デザイン事務所を設立という黄金のキャリアらしいんですが、
このあたり、そうとう闇が深そうです。
まずはこの画像。どうやらデザイン業界では審査員が順繰りに回ってきて、審査員でない人で同じ派閥、今回で言えば同じ博報堂の出身のデザイナーを大賞にえらぶというシステムになっているようです。
この弊害は、大してデザイナーとしての技術がなくてもコネがあればキャリアを積むことができるわけです。その作品がパクりであったとしてもです。
図の中にサントリーのも入ってますが、審査員もパクりであることを見抜けなかった節穴か、
もしくはパクりであることを知りながら佐野氏を選ぶために目をつぶったかのどちらかです。
いずれにしてもデザイナーとしての資質が疑われる事案です。
もう一つの弊害は本当に実力のあるデザイナーが日の目をみないということ。
これは大きな損失なのではないでしょうか。
コネも実力のうち、という人がいるかもしれませんが、デザインを審査するのにコネは必要ありません。
なんなら、名前を伏せて審査してもいいくらいです。
こんな状況はすぐには改善されないでしょうから、
日本のデザインからオリジナルのものが消え、世界の優秀なデザインをちょっと変えたようなパクりデザインであふれてしまいます。
てか、そうなってるんですよね。
パクリデザインのトートバッグが完全にスルーされてプレゼントになってるんですから。
もう一つアレなのは、オリンピックのエンブレムの選考課程ですよね。
まあ、こんだけコネがあれば、博報堂のコネともあいまって佐野をよろしくってことにはなりますよね。
サントリーの話題でもあったんですが、
佐野デザインとかいいながら、実際はプロデュース的な立場で、実際は手下にやらせてたそうで、
そりゃピンタレストもみたことはないですよね(笑)
見てたのは部下ですから。
よくも自分がデザインした、と言えたもんです。
要はデザインは手下にやらせて、それを自分のものとして発表して、身内に過大評価してもらって自分だけステイタスを上げていくという、クソみたいな利権にまみれた世界がデザイン業界の上部ということのようです。
ほんとにデザインの出来る人に仕事が回ってくる日本になってほしいものです。
引き続きよろしくお願いします