防災の日に寄せて
9月1日は防災の日です。
台風もわけわかんないし、大地震もいつ来てもおかしくないし、まさに備えあればうれしいな。であります。
関西に住む者として、台風も水害も怖いですが、
南海トラフは関西だけでなくて日本の多くが被害を受けるわけではあるんですが、
紀伊半島あたりは発生から数分で巨大津波が襲来するとも言われ、ほんとに待ったなしの状態です。
大阪のNHK、最近はバリバラで話題になっておりますが、
それだけやってるわけではありませんでして、防災の日にはラジオ特集として、南海トラフ巨大地震に備えるための番組をラジオで放送します。
番組は一回きりですが、ホームページでは終了後も展開があり、すでにためになるコンテンツもアップされてます。
その中でちょっとへーと思ったことがありまして、
司会の横尾泰輔アナと京大防災研の矢守克也教授との対談の中で、
地震が起こった時の緊急ニュースでは
仮に南海トラフが動いて起こった地震だと思える場合でも、気象庁が南海トラフ地震です、と認定しなければ、
放送で南海トラフ地震が発生しました、とは言えないそうなんです。
いくら津波が来ます!逃げてくださいといっても逃げるスイッチが入りにくいかもしれない、でも南海トラフという言葉が刷り込まれてる地元の人たちには南海トラフというワードが鍵となって逃げるスイッチが入ると矢守教授は考えています。
では緊急ニュースでどう伝えればいいのか?
矢守教授は「南海トラフ地震と想定される地震と同規模の地震です」などと言えばクリアできるのではと提案しています。
NHKの中でそうした言葉の変更はできるでしょうか。
1人でも命を落とす人が減るようにいろんなところが考え抜いていただければと思います。
みなさん、地震が起きても生き延びましょう
引き続きよろしくお願いします