地震報道の件2〜TBS報道特集がひどかった
おはようございます。
熊本や大分で地震の被害に遭われたみなさんに、
まだ始まったばかりで大変なことばかりが続きますが
どうかがんばってください。
立て続けに起こった大きな地震、
16日土曜日の日中は、震度3~4の余震が15分おきに起こるような状況で
救助活動もままならないと伝えられるのをただテレビで見ておりました。
ボランティアもこの状況では、受け付けることもできないようです。
そんな中、テレビでは各局が取材をしそれぞれに番組を放送していますが
その中でとても気になったのがTBSの報道特集です。
番組では木曜の地震が起こった後からキャスターのおじさん二人が現場に入り取材を続けていて、
16日は益城町と南阿蘇村に別れて取材。そのようすが、夕方の番組で流れました。
で思ったことなんですが、取材の態度があまりにも横柄だということ。
特に日下部キャスターについては”東京から取材に来てやっている”といわんばかりの態度。
まず呆れたのが、16日未明の震度6強のあと、町中をカメラを連れてリポートしていた時、
消防の車がやって来ました。
マイクで「建物のそば危ないから!離れて!」と厳しい口調で叱責を受けたにもかかわらず、
日下部キャスター「消防では、建物ののそばがあぶないから離れろといってますね」
あなたのことを警告しているのに他人事です。
もう1点、深夜に一時津波注意報が出て、住民のみなさんが高台へと避難するのをみて
日下部キャスター「津波?それどこの情報?そんなのないよ。(中略)津波が来るという噂が流れているようです」
その後注意報が出ているとわかって住民に、
日下部キャスター「注意報が出ているけど津波がくるわけじゃないよ」
とおっしゃいました。
いやあの、確かに注意報レベルでは大津波はこないでしょうし、
慌てて避難しなくても大丈夫かもしれません。
でも、災害時には何が起こるかもわからないし、第一、注意報とはいえ津波への情報が出ているわけですから、
自分で勝手に判断するのはいかがなものかと思うわけです。
それに前段の津波注意報を自分が知らないだけなのに、噂と決めつける態度は記者として最悪だと思います。
日下部キャスターが決め付けをする方のようなので私も決めつけて書いてみたいと思うのですが
ご本人は政治部出身で海外の支局長を歴任されたとプロフィールにあります。
おそらく日本、海外問わず、要人にお会いになったことでしょう。
でもだからといってあなたが偉くなったわけではありません。
おそらくそういう経歴の中で自分は偉いと勘違いされてるんでしょう。
報道特集は料治直矢さんのころが一番良かったなあと思う今日このごろです。
引き続きよろしくお願いします。