ブログ 付け焼きBar

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ゆう活(笑)に思う件

なんですか、ゆう活って。
携帯の変換にも出ないので書くのが面倒です。

国家公務員の出勤時間を早めて
夕方早く帰らせて好きな事やりなはれって事らしいけど、たとえうまくいっても睡眠時間短くなるのではなかろうかと小一時間。

その他保育園がどうとか、諸問題は皆様ご議論のところでして、ここでは置いておきます。

日本人の余暇政策に思う

このゆう活に始まったわけではなく
高度成長期以後の日本ではなにかと休め休めと言われてきました。
祝日がすこしずつ増えたり、
週休二日制やったり、
祝日と祝日の間がオセロみたいに休日になったり、
連休とれよとハッピーマンデーやったり。

こういう政策の元がアメリカの年次要望書に書いてあったのかはわかりませんが、
仕事詰めでなく、適度に休んでリフレッシュするのはいいことだとは思います。
ただ、こういった政策ってどうも目線が一方からだけなんですよね。

それは公務員からの見方ってことです。

ほとんどの公務員は、就業時間はきっちりしてて、休みもちゃんと取れます。
休日出勤したとしても代休がちゃんととれて、買い上げします、なんてことはありません。
そういう暦通りに休める人にしか日本の余暇政策は効果がないように思うんです。
要は公務員が恩恵を受ける政策ということです。

もちろん大企業では休みしっかりのところも多いでしょうが、世の中には暦が休みの時に忙しい人もたくさんいるわけですよ。
暦の休みが増えれば増えるほど休めないんです。

今回のゆう活にしても、サービス業で店舗の勤務がシフト制だったりすると、朝早く出て早く帰るなんてまったく無縁の話。
むしろ朝早く出る人の需要を見込んで早く店舗オープンなんていう、政策とは逆行したことにもなっていくわけです。

公務員や大企業の正社員はゆっくり休ませて、
それ以外の人達を派遣で働かせて、上流階級気分を味わってもらうということだと思うと、つじつまが合いますけどね。

引き続きよろしくお願いします

公務員試験 現職人事が書いた「公務員になりたい人へ」の本  2017年度

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