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久米宏ラジオなんですけど2016年5月21日放送分 感想とあといろいろ

久米宏ラジオなんですけどは
TBSラジオなどで土曜日午後1:30から放送している番組です。
おそらくリスナーの年齢層は高めで、中身も若者にはちょっと説教くさい(失礼)ことも多いのですが、
表題の放送分で若いひとも知っておいたほうがいい話がありましたので
メモ程度に残しておこうかと思います。

くわしくはこちらのリンク先を読んでいただければと思うのですが。
ゲストは慶應義塾大学の坂井教授。
多数決は民主主義かということを問うた本が話題の方。

私たちが最初に出会う選挙というと、
いわゆる学級委員長の選挙があげられると思います。
その選挙は、1人だけを選ぶ、日本的な選挙です。
トップだけが当選し、あとの票は無になる形です。
この形が選挙だとなんか思い込んでしまってるんですよね。

でも、世界にはいろんな選挙のやり方があり、3位まで点数をつけるものや、最下位を落としていく選挙など、さまざま。

日本の選挙は衆議院では小選挙区制を比例代表と合わせて採用しています。
このやり方は金がかからないということで導入されましたが、やってみると死に票があまりにも多いという結果が出ています。
先の総選挙でも得票数では自民、民主(当時)があまり変わらないにも関わらず、当選者数はかなり大きく開きました。
このやり方は民意を反映したものにはならないと坂井教授は話していました。

どのやり方が正しいかはわからないのですが、今のままでは検討すらされないでしょう。坂井教授いわく、自分を選んだ制度を変えることはしない、です。
みんなが知って空気を作るのも大事かなと思った次第です。

引き続きよろしくお願いします